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2月25日更新
監督/ ウォルフガング・ペーターゼン
出演/ ジョージ・クルーニー,ダイアン・レイン、マーク・ウォールバーグ他

自然の脅威をかなりシビアに描いている作品。
なかなか成功しない漁を成功させるため、カジキ漁船ゲイル号の船長ビリー(ジョージ・クルーニー)は、クルーたちと「グランド・バンクス」へ向かいます。しかし予想以上に収穫がなく、船長の決断で今度はかなり離れた「フレミッシュ・キャップ」へ向かうことに。そのとき南では、同時に発生したいくつかのハリケーンがひとつになり、限界がないかのように成長を続け、気象学者も目にしたことのない嵐に・・・。
とにかくすごいのは、大荒れに荒れる海の迫力。嵐とぶつかり前進していくゲイル号や、沈みかけたヨットから民間人を救う救助隊の活躍はすごいものがあります。いくつかの人間ドラマが同時進行するかたち。ただし大抵の自然災害ものとは違い、あくまで主役は人ではなく海の嵐「パーフェクトストーム」。
自然災害の前に人はいかに無力か、ということを、厳しい視点から描いています。だからこそ、奇跡はないんですよね・・・。大抵の自然災害ものは、ラストが丸く収まるので、たまにはこういうものも。

監督/ リドリー・スコット
出演/ ジェフ・ブリッジス,キャロライン・グッドオール、ジョン・サヴェージ,スコット・ウルフ他

1960年代、アメリカで実際に起きた事件を元に作られたもの。こちらは伝説の嵐といわれる「ホワイト・スコール」に直面した12人の少年たちと船長との人間ドラマを描いています。バミューダ諸島からガラパゴス諸島までの距離を8ヶ月かけて船で航海する、突然そんな状況の中に入り込んだ12人の少年たち。始めは反発し、お互いに協力することすら知らなかった彼らも、互いに仲間意識が芽生え、人間として成長していきます。
しかし再び帰途へつくための航海中、彼らは嵐とぶつかります。パーフェクトストームのように徐々に嵐がひどくなるというわけではなく、突然状況が一変。延々30分にわたる嵐との戦いと、運命が激変していく少年たちの姿は、目に焼きつきます。犠牲は免れないものの、自然の描写だけで終わらないのが、この作品のいいところ。ラストはきちんと感動のシーンで終わっています。若者が成長していく様子がほんとにうまく描写されているので、若者に見てもらいたい作品のひとつです。


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