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| 3月12日更新 |
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| 3月12日更新 |
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| 監督／ | ロバート・ゼメキス | |
| 出演／ | トム・ハンクス，ヘレン・ハント，ニック・サーシー，クリス・ノス他 |
| トム・ハンクス、またまたやってくれました。史上初、3度目のアカデミーに輝くんでしょうか？ 宅配会社“フェデックス”のシステムエンジニアとして、分刻みの時間の中で仕事をしていたチャック・ノーランド（トム・ハンクス）。宅配の時間を1分たりとも無駄にしない彼は、会社の専用機で世界を飛び回る毎日｡彼の恋人ケリー（ヘレン・ハント）も、学位論文に取り組んでいるため時間に追われる身。お互い忙しいながらも、クリスマスの日、二人は車の中でプレゼントを交換します。そしてそのまま、チャックは再び仕事へ。「すぐ戻るよ！」そう言い残し、チャックは専用機で南米へ向かいます。 しかし飛行中嵐とぶつかり、太平洋上へ墜落｡飛行機は嵐の海へ不時着することに・・・。何とか飛行機から脱出したチャックは、嵐の海を漂い、無人島へ流れ着きます。 周囲を海に囲まれた島に、たった一人。今までは時間に終われる生活だったのが、今度はまったく逆、有り余るほどの時間の中で、孤独と戦いつつ、食料も確保しなければならないという最悪の状況に。 ストーリーほとんどがトム・ハンクスの一人芝居。しかも、時間がゆっくりと流れている状況を、やはりゆっくり時間をかけて描いているので、スピード感のあるアクション映画が好きな方は、退屈に感じるかも。でもこの作品、単なる漂流物語じゃなく、ひとつのテーマを貫いて作品全体が構成されているので、かなりおすすめです。無人島で生活する数年間にも見所はたくさんありますが、彼が無人島から無事脱出し、現代社会の中に戻ってきてからの後半部分が、最大の見所。必死で生き抜いて帰ってきたものの、彼がいない間に周囲の状況が大きく変わり、もっと厳しい試練を乗り越えなければならないことに。 人はいかに生きるのか？そんな疑問を投げかけているこの作品。人生に必ずある大きな転換期の後、人は自分の人生をどう生きるのか。「何があっても息をし続ける」そう話すチャックの姿は印象的です。 でもびっくりしたのが、無事助かった後のチャックの姿。やせてる！なんと、映画の撮影中、25キロくらいトム・ハンクスは体重を落としたとか。 結構びっくりします。 とにかくおすすめの作品！今上映中なので、見に行きたい方はぜひ映画館へ。 |