好きですね-、こういうの。
あらすじ
中世、人知を超えた知恵と力を持つ種族、ドラゴンが世界に存在していた時代の話。一つの国を巡り、1匹のドラゴン"ドレイコ"と、騎士ボーエンとの友情が描かれています。国の王子、アイノンが村の少女と戦って瀕死の状態になったため、ドレイコは、彼に自分の心臓を分け与えることに。しかし暴君になってしまったアイノン。国はもはや一刻の猶予もないくらいの危機に陥ってしまいます。本来ドラゴンは、死後夜空の星になると伝えられているが、心臓を分け与えた人間が邪悪な心を持っていた場合、星になることは出来ない。相手を間違えたことに、苦悩するドレイコ。アイノンを野放しにすることは出来ないし、一体どうすればいいのか?村人と団結し、アイノンに戦いを挑むボーエンたち。形勢は優勢だったものの、捕らえられてしまうドレイコ。身動きが取れない中で、ドレイコが下した決断とは・・・。
ファンタジー作品の中でも、個人的にこの作品は好きです。迫力のあるドラゴンは言うことないですし、ラストのシーンには、思わず涙が。すべてを終わらせるため、一つの決心を静かに述べるドレイコに対し、それだけは出来ないと言い張るボーエンの姿は印象的です。こういう異色の作品はなかなかないので、もっと出てほしい・・・。
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