ホーム 検索トップ 編集後記 更新情報 過去記事 自己紹介 掲示板
毎週更新の映画日記。今週は・・・?
ポール・ヴァーホーベン監督の2作品です。リアルなCG描写は言うことなし。
5月07日更新
監督/ ポール・ヴァーホーベン
出演/ ケヴィン・ベーコン,エリザベス・シュー,ジョッシュ・ブローリン,キム・ディケンズ
 
                              あらすじ
 天才科学者であるセバスチャン・ケイン(ケヴィン・ベーコン)は、若干33歳にして、プロジェクトを率いている。彼らの研究は、すでに動物の透明化に成功していたが、元に戻すための血清がなかなか出来なかった。しかしある日、セバスチャンは血清を作り出すことに成功。動物(ゴリラ)を元に戻す。この結果は国防総省のクレイマー博士に、報告することになっていたが、彼はメンバーの意思に反して報告しなかった。報告すれば、研究を確実に乗っ取られると思ったため。しかし報告が遅れれば、プロジェクトの存続にもかかわる。そこでセバスチャンは自ら被験者となり、人体実験をすることに。メンバーからは反対されたが、実験が成功すれば、それこそノーベル賞もの。3日間限定、ということで、実験を行う。あわや心臓停止の危機を乗りきって、実験は見事成功。3日後血清を注射し、元に戻れば、世紀の大発明、ノーベル賞は確実!のはずが・・・。動物よりはるかに複雑なDNAを持つ人間には、血清が合わず、実験は失敗してしまう。元の姿に戻れないことに、次第に苛立ちを募らせていくセバスチャン。無断で研究所を抜け出したりと問題行動が多くなり、メンバーのリンダとマットは、クレイマーに事態を報告することに。しかし彼らが帰宅したあと、外で待ち構えていたセバスチャンは、クレイマーを殺害。通報されると築いたキャリアが終わるのを懸念し、彼は地下の研究所にメンバーたちを閉じ込め、あることを計画する・・・。
 
感想
 透明人間のリアルさに関して言えば、見事というしかありません。次第に体が消えていく過程、その逆の過程ともに、すごい。血管、骨、筋肉組織、内臓が少しずつ現れてくるシーンは、息を呑む描写です。途中から顔にマスクをかぶり、人間らしい格好をして町へ繰り出したりしますが、彼が透明人間である、ということに細部にまでこだわってシーンを作っています。誰かがいるけど目には見えない、そんな恐怖心も良く分かる。また、一人の人間の精神が、狂気に染まっていく過程も、姿の見えないケヴィン・ベーコンが怪演しています。
 でもどうせなら、地下の研究所ですべてが終わるのではなく、町へ出かけて周辺の人々が大混乱するようなシーンも作ってほしかった。透明人間の存在を知るのが、ごく一部の人間だけ、というのは惜しいですよね・・・。




監督/ ポール・ヴァーホーベン
出演/ キャスパー・ヴァンディーン,ディナ・メイヤー,デニス・リチャーズ,ジェイク・ビューシー
 2度は見たくないですね・・・。
あらすじ
 世界が一つの地球連邦政府によって統合されている未来。この社会で市民権を獲得するためには、軍に志願して兵士になることが条件となっている。ジョニー・リコは、高校を卒業後大学に進学する予定だったが、同級生のカルメンに誘われるまま、友人のカールも伴って軍に志願。過酷な訓練を続ける中で、ジョニーは成長していき、分隊長に任命されるまでに。
 しかし、実弾を用いた訓練中、誤って仲間の一人を死なせてしまう。ひどく落ち込んだジョニーは、除隊を決意し、自宅へ帰ることに。出口に向かうが、その時突然ニュースが飛び込んでくる。異星生物アラクニド=バグズが、地球を攻撃し、ブエノスアイレスを壊滅させたというニュース。なんとそこには、ジョニーの両親がいた。ジョニーは除隊することをやめ、兵士として戦うことを決意する。そして、仲間たちとともに、宇宙へ・・・。

 
感想
 すごすぎる・・・。この作品は、ビデオが出てからすぐ見たような記憶がありますが、結構今でも各種のシーンははっきりと覚えてます。有名な俳優は起用せず、とにかくCGに資金を費やしたヴァーホーベン監督の意気込みが、すべてに反映しています。
 無数の昆虫が所狭しと暴れまわり、兵士たちと戦うシーンは、結構グロイんですが、同時に今までにないCG描写の連続に、圧巻されてしまいました。ただし、1回見れば十分、という感じなんですが(笑)さすがに2回目を見る度胸は私にはないです。

  


女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理