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毎週更新の映画日記。今週は・・・?
A.Iのオスメント君が、脇役で出てます。
6月29日更新
監督/ ボブ・クラーク
出演/ ハーレイ・ジョエル・オスメント,トレヴァー・モーガン,マーク・ハーモン,パット・モリタ
                               あらすじ
 1943年、真珠湾攻撃からまだ間もないアメリカ。湾岸警備のつもりでいつものように遊んでいた少年たちは、負傷した一人の日本兵を見つける。日本人は戦争の敵。咄嗟に秘密基地の部屋へ閉じ込めるが、数日後、一人で基地へ来ていた少年が、ひょんなことから日本兵に命を助けられる。敵なのに、なぜ命を助けたんだろう。疑問に思った少年、タイラーは、戦争そのものに疑問を抱き始める。
 同じ頃、日系人の友達ウィリーとその家族が、国籍はアメリカ人なのに、強制収容所へ送還される事態に。
 そうなる前に、何とか日本兵を逃がそうと決心したウィリーたちは、彼を汽車に忍び込ませて逃がそうとするが・・・。

 
感想
 ストーリーが大きく盛り上がるわけでもなく、全体を通して静かに展開していく形なんですが、私は好きです。戦争真っ只中の時代で生きる少年たちの、心の変化を丁寧に描いていると思いました。敵対している国の人間を、なぜ憎まなければならないのか?日本人を友人に持ち、日本兵に命を救われた少年は、葛藤の中で、戦争そのものに怒りを覚えます。戦地へ赴く兄の無事を祈りつつ。それに比べ、平気で友達ウィリーの家に落書きをしたり、ウィリーの祖父の船を燃やしたりと、敵対心をあらわにする大人たち。印象的なシーンは、祖父の船が燃える中、その場に集まってきた近所の人間たちに対して、激しく一喝するタイラーの父親の態度。台詞がとてもいいです。
 今話題のオスメント君も、脇役で出てます。



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