あらすじ
人里離れた森の中の沼のほとりに、人々に恐れられている怪物が住んでいた。その怪物の名前は“シュレック”。彼は自由気ままに生活していたが、ある日大変なことになってしまう。
シュレックの静かな森に、突然おとぎ話の主人公たちが、大挙して押し寄せてきた。彼らは、国を支配するファークアード卿によって国を追い出されてしまったのだった。平穏な生活がぶち壊されてしまったシュレックは、ファークアード卿に掛け合ってもらうため城に向かったが、そこで1つの条件を出される。ドラゴンに守られた塔で囚われの身となっているプリンセス･フィオナを救い出すことができれば、沼を元に戻そうとのこと。仕方なくシュレックは、途中出会ったロバと一緒にフィオナを救うためそこへ向かう・・・。
なんとか無事救出し、再び城へ向かうシュレックたちだったが、時間を一緒に過ごすうちにシュレックとフィオナの中に、少しずつある感情が芽生え始める。でもシュレックは怪物。フィオナにも、誰も知らない秘密があった･･･。
まるで美女と野獣？！という感じだったんですけど、一ひねり、二ひねりあって、終わり方も結構気に入りました。あれでもし人間の姿に戻ってしまえば、面白さは半減したんじゃないかな？と思います。それこそ｢美女と野獣」になってしまうし。真実の姿が、本当のフィオナの外見を意味するのじゃなくて、感情を表現したのだというところが好き。本場「美女と野獣」みたいに感動作品ではないし、及ばないですけど、ああいう終わり方は好きです。ＣＧの質はモンスターズ・インクの方が良く、ストーリーはどうかな？私はモンスターズ・インクがアカデミー賞をとるだろうと思ってたんですけど。
多分、ちょっと変わった恋愛ストーリーのうえに、フィオナが本能的に人間に戻ることをやめてしまったから（愛を選んだから）良かったんでしょうか。まあ、人間に戻っても感情は変わらないんでしょうけど、それじゃあ意味がない気もする。シュレックの重要な部分というか、中核をなしているのはまさにそこだと思います。 |
