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毎週更新の映画日記。今週は・・・?
ミミ・レダーの感動作です。
11月03日更新
監督/ ミミ・レダー
出演/ ハーレイ・ジョエル・オスメント,ケヴィン・スペイシー,ヘレン・ハント,ジェームズ・カヴィーゼル,ジョン・ボン・ジョヴィ他
 結末が悲しすぎますね・・・。
                              あらすじ
 中学1年生のトレバーは、アルコール依存症の母親と二人暮し。父親は家を出ていない。しかし彼は複雑な家庭ながらも利口な少年で、頭も良かった。1年生に進級して初めての社会科の時間。担当のシモネット先生は、一風変わった課題を出す。
 "この世の中を良くするためには、何をしたら言いか?"クラスメイトが次々と普通の意見を述べる中で、トレバーの意見だけは、少し変わっていた。それは、"ペイ・フォワード"。自分が誰かに親切な行為を受けたら、今度は自分が3人の人間に親切な行為をおこなうという方法。受けた誰かが誰かに返せば、それはあっという間に広まっていく。
 トレバーは自らペイ・フォワードを証明するため、自分の母親、シモネット、ホームレスの青年を、自分一人の力で、助けようとする。彼がまずやったのは、ホーム・レスの青年を更正させること。そして次に母親とシモネットの距離を近づけさせること。彼のそんな小さな行動は、次第に思わぬところから世界に広がっていく。
 登場人物の誰もが挫折しながらも、最後に一つの結末へ向かう。一人の少年の行動が生み出した奇跡を描いたストーリー。

 
感想
 結末はとにかく泣けます。悲しい終わり方なんですが・・・。一人の少年が考え出した方法が、本当に思わぬところから、広がっていきます。親切をされたから、他人にも親切にする。その行為は回数が決まっているものではないと思うんですが、次第に広まっていくうちに、いつのまにか人々の意識さえ変えてしまう。それぞれ苦悩があり、どこかで挫折した人達。トレバーの母親にしろ、シモネットにしろ、そしてトレバー自身も一度は挫折し、少しずつ人間として成長していく、そんなストーリーの展開がなかなかいいです。視点も主人公トレバーだけでなく、色々な人々の内面に踏み込んで、それぞれの世界観を描いているのは、ディープ・インパクトにも通じるものがあります。ミミ・レダーらしい、スケールのある作品です。
 

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